豪ANZ、2800億円増資を実施へ-自己資本規制の強化に対応

オーストラリア・ニュージーランド銀行( ANZ)は30億豪ドル(約2750億円)の増資を実施する。豪主要銀行に よる今年の増資総額は世界的な金融危機以降で最高に達している。

当局への届け出によると、ANZの増資の内訳は機関投資家向けの 私募が25億豪ドル、既存株主への割当が5億豪ドル。同行は6月までの 9カ月間の監査前の業績も公表。それによると、一部項目を除く利益 は4.3%増の54億豪ドルだった。

同行は今回の資本増強で「オーストラリア健全性規制庁 (APRA)が最近発表した新たな資本規制により迅速かつ効率的に対 応できる」と説明。増資後、普通株式等ティア1(CET1)比率は 約78べーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して9.3%になる とした。

APRAは先月、住宅ローンの貸倒損失に備えて4大銀行が維持す る必要がある自己資本比率を引き上げた

豪主要行が今年発表した増資の総額は約80億豪ドル。ブルームバー グのデータによると、これは4大行が計約130億豪ドルを調達した2008 年以来の水準。

原題:ANZ Plans A$3 Billion Share Raising to Meet Capital Rules (1)(抜粋)

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