商品市況、2008年に逆戻り-大半の品目が弱気相場入り

商品市況は2008年に逆戻りしている。

商品市場では7年前の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス 破綻の翌月と同数の品目が弱気相場入りしている。リーマン破綻をきっ かけに世界経済は大恐慌後で最悪の金融危機に突入した。

ブルームバーグ商品指数を構成する22品目のうち18品目が最近の終 値ベースの高値から20%以上下落し、弱気相場入りした。この品目数 は、金融市場の混乱が深刻化し世界市場が危機的な状況に陥った08年10 月末時点と同じだ。

ドル相場の上昇と中国の景気減速が商品市場に下押し圧力を加えて いる。ブルームバーグ商品指数を構成する比重の大きい3品目のうち金 と原油の2品目が弱気相場入りしている。同指数はここ1カ月間に13年 ぶりの低水準となった。

トウモロコシ、天然ガス、小麦、生牛の4品目は天候不順と供給問 題で弱気相場入りを免れている。

ヘッジファンドは今年に入って悲観的な見方を強めている。資産運 用会社による商品相場上昇を見込む買越残高は年初時点と比較して 約50%減少している。

原題:Commodities Are Bearish Like It’s 2008 All Over Again(抜 粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE