原油はより長期的に低価格で推移、供給過剰で-ゴールドマン

米ゴールドマン・サックス・グループは供給 超過になっている原油市場が需給のバランスを取り戻せるようになるに は、価格がより長期にわたり低水準で推移する必要があるとの見方を示 した。

ゴールドマンのアナリスト、ジェフリー・カリー氏は6日付のリポ ートで、日量200万バレルというペースでの世界的な原油の供給過剰や 低コスト生産者による生産増加の継続により、今秋までに貯蔵能力が限 界に達する可能性があると指摘した。生産性の伸びを相殺し、投資を最 小限に抑えるためには低価格が必要だと記している。

世界的な供給過剰が長期化しつつある兆候を背景に、原油相場は7 月に2008年以降で最大の下げを演じた。

ゴールドマンは「供給と需要のバランスを取り戻すことは、市場が 従来織り込んでいたよりもずっと難しくなる可能性が高い」とし、「リ スクは引き続き大きく下方向に傾いている」と続けた。

さらに、2016年までに供給と需要のバランスを取り戻したとして も、価格は回復しない可能性があると指摘。イランの制裁が解除されて 同国の生産が増えるほか、他の石油輸出国機構(OPEC)加盟国も収 入増加を目指して増産するためだと説明した。

原題:Goldman Sees Oil Staying Lower for Longer to End Supply Glut (1)(抜粋)

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