エネルギーバンカーがブティック型助言会社を創業へ

英バークレイズの天然資源グループの元世界 共同責任者、ジュリアン・ビッカーズ氏はエネルギー業界で30年にわた ってキャリアを積んだ後、思い切って独立することにした。

ビッカーズ氏は7月にバークレイズを退社。金属や鉱業、石油・ガ スなど世界のエネルギー関連業界に重点を置くブティック型助言会社 NRGキャピタル・パートナーズを創業する。同氏は米シティグループ でエネルギー投資銀行業務の世界共同責任者を務めた経験もある。価格 下落と需要後退によりエネルギー業界が低迷している局面での挑戦とな る。

ロンドンでインタビューに応じ「このような時期だからこそ顧客は 質の高い助言を必要としている。顧客は困難な時期を共にした助言会社 を、状況が好転した際に引き続き利用する傾向がある」と説明した。

NRGキャピタルは、資産売却や戦略的資金調達を目指す企業を対 象に助言を行う予定だ。プライベートエクイティ(PE、未公開株)投 資会社や政府系ファンド(SWF)、ファミリーオフィスなどの投資家 を対象に、資本投入の好機を見いだすための助言も手掛ける方針だとい う。

ビッカーズ氏は資源業界の低迷はいずれ反転すると予想。「これは 周期的なビジネスであり、サイクルは回る。前回、需要をけん引したの は中国だったが、将来成長する地域は他にもあり、それが業界の回復に つながる可能性がある」と指摘した。

原題:Energy Banker Vickers Defies Commodities Gloom With New Boutique(抜粋)

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