金相場は近く非常に静かになる見込み-歴史が繰り返すならば

金相場はここ2年の大半の期間、 1オンス=1050-1250ドルで推移し、200ドルのレンジで取引されてい る。

比較的静かなこの局面は、2005-13年半ばとは大きく異なってい る。金相場はこの間に1200ドル上昇した後、現在の水準まで下落した。

金相場はかつてこのような動きを示したことがある。

背景は全く異なるが、金相場は1980年前後に比較的似た動きを示し た。80年にはインフレ率は2桁で、実効フェデラルファンド(FF)金 利は17%を超えていた。一方、現在はインフレ率は低い状態が続き、米 国の金利は依然としてゼロ近辺にとどまっている。

金を選好する投資家は、80年前後と現在の類似性がなるべく早く消 失することを望んでいる。

80年前後の変動期が終了すると相場は20年にわたって比較的落ち着 いた状態が続いた。インフレパニックが緩和するに従って金相場も静か になった。一方、2011年のパニックは金融危機だった。それが収束する に従い、金相場も落ち着いてきている。

このトレンドが繰り返されるとすれば、金相場は35年に1000ドル近 辺で推移する可能性がある。

原題:If History Repeats, Gold Could Soon Get Very Boring(抜 粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE