アルゼンチン債が続伸-経済財務相の発言で債務協議に楽観論

アルゼンチン債相場が5日、昨年10月以来最 大の上昇を記録した。長年の債権者との論争の決着を避けることはでき ないとキシロフ経済財務相が発言したことを受け、上昇が続いている。

2033年償還のドル建て債はブエノスアイレス時間午後3時13分(日 本時間6日午前3時13分)現在、額面1ドル当たり99セントに上昇。2 日間で3.525セントの値上がりとなっている。

キシロフ経済財務相の発言は4日に同国紙ナシオンが報じた。同紙 によると、01年の950億ドル相当の国債デフォルト(債務不履行)をめ ぐり同国を訴えている債権者との協議は昨年失敗したが、双方は「ある 時点で再び交渉の席に着く」べきだとキシロフ氏は述べたという。

この発言はキシロフ氏の通常のレトリックとは異なることから、次 期大統領選挙で最有力候補と目されるダニエル・シオリ氏が債務再編に 応じなかった債権者と和解するための地ならしとの期待感が高まったと プエンテ・ソシエダード・デ・ボルサのストラテジスト、アレホ・コス タ氏は指摘した。

原題:Argentine Bonds Extend Rally as Kicillof Sparks Deal Optimism(抜粋)

--取材協力:Gavin Serkin.

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