中国株の弱気姿勢は誤り、来年末までに40%高も-ソシエテG

中国本土株に対する弱気派の見方は全て誤り だ。仏銀ソシエテ・ジェネラルのアジア株担当ストラテジスト、ビベ ク・ミスラ氏はそう指摘している。

中国株に悲観的な向きは株価収益率(PER)の上昇にばかり目を 向けているが、最も重要なのは企業の利益と配当の長期見通し改善が進 んでいることだとミスラ氏は話す。

弱気派は中国の景気減速を懸念しているが、経済成長率が15年ぶり の低水準となる6%に下がったとしても株価は上昇するというのが同氏 の見方だ。政府の介入が目立っていることを弱気派は心配するが、同氏 は本土株がMSCI指数に採用されるとみているという。

昨年後半の中国株高を予測したミスラ氏は4兆ドル(約497兆円) 相当の時価総額が吹き飛んだ株安を受けて外国人投資家が資金を引き揚 げても、強気な見方を明確に示す数少ないストラテジストの1人だ。同 氏は上海総合指数が来年末までに40%上げると予想しており、世界2位 の株式市場である中国株の持ち直しを見込むゴールドマン・サックス・ グループやJPモルガン・チェースと足並みをそろえる。

ミスラ氏はベンガルール(旧バンガロール)から電話取材に応じ、 「中国株は見直される可能性がある」と説明。同氏によると、中国株の 評価にPERを用いる投資家は利益や株主配当の今後の伸びに十分重き を置いていない。

ソシエテ・ジェネラルは上海上場企業の増益率が2017年末まで少な くとも年10%に達すると見込んでいる。配当を通じて利益の約29%が配 分されるという。このため、アジア各国・地域の株式リスクプレミアム に関する同行推計に基づくと、本土株は他市場の株式に対して割安に見 えるとしている。

原題:All Those China Stock Bears Just Give SocGen More Reasons to Buy(抜粋)

--取材協力:Sarah McDonald、Zhang Shidong.

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