米国債:下落、2年債利回りは11年以来の高水準-利上げ観測

5日の米国債相場は下落。2年債利回り は2011年以来の高水準を付けた。非製造業の景況指数が上昇し、金融当 局が9月にも利上げに動くとの観測が強まった。

金融市場で当局による9月利上げの見方が強まる中、米国債利回り は上昇した。7日発表される7月の雇用統計では、失業率は08年以来の 低水準で変わらずと見込まれている。

CRTキャピタル・グループの政府債ストラテジスト、イアン・リ ンジェン氏は非製造業景況指数について、「米経済についての楽観的な 見通しと整合しており、9月利上げの可能性を強める内容であることは 確実だ」と指摘した。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後5時現在、10年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)上昇の2.27%。同年債(表面利率2.125%、2025年5月償 還)価格は約3/8下げて98 23/32。

2年債利回りは一時0.76%と、11年4月以来の水準に上げた。

米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合景況指数 は60.3と、前月から4.3ポイント上昇し、2005年8月以来の高い水準と なった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想での最も高い数字 を上回った。

7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は22万5000人増、失業率 は7年ぶり低水準の5.3%で変わらずと予想されている。

利上げ後に実効フェデラルファンド(FF)金利が平均0.375%に なるとの仮定に基づけば、9月会合での利上げ確率は50%とFF金利先 物市場に反映されている。今週初めは42%だった。

原題:U.S. 2-Year Yield Reaches Highest Since 2011 on Fed Rate View(抜粋)

--取材協力:Alexandra Scaggs.