ブラジル株:ボベスパ上昇-外国人売り越しで株高持続に疑念も

5日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が上昇。鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレが上げの中心だっ た。ただ、外国人投資家による7月のブラジル株投資は今年初めて売り 越しとなり、上昇相場入りを疑問視する声もある。

ヴァーレが3.9%高と、約1カ月ぶりの高値。資産売却や提携を通 じて今年最大70億ドル(約8740億円)を捻出する計画を明らかにしたこ とが手掛かり。株主が新会長を選出した石油化学のブラスケムは続伸。

衣料小売りのグアララペス・コンフェクソンエスは2008年以来の大 幅安。ブラジル経済が減速する中、第2四半期の利益がアナリスト予想 を25%下回ったことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比0.5%高の50287.27で引けた。

インフィニティ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、 ジェーソン・ビエイラ氏は電話取材に対し、「株高に持続性があるとは 思わない」と指摘。「経済面では悪材料しかなく、ブラジルは信用格付 けの投資適格を失う恐れもある」とコメントした。

原題:Brazil Stocks Climb as Fresh Outflows Give Infinity Asset Pause(抜粋)

--取材協力:Julia Leite.