ビリニー氏:株価のバリュエーション分析は「失敗への処方箋」

米株式市場調査・資産運用会社ビリニー・ア ソシエーツのラズロー・ビリニー社長は、株式市場の予測をする上で、 1世紀もさかのぼれるバリュエーションのデータを頼りにするのは失敗 への処方箋だと指摘した。

ソロモン・ブラザーズのアナリストだったビリニー氏(72)は顧客 向けリポートで、機関投資家やヘッジファンド、サービス業界が支配す る世界では状況が変わってきており、センチメントが他の何よりも価格 を誘導しやすいと記述。ビリニー氏は2009年以降、再三にわたってS& P500種株価指数の強気な予想が当たったことで知られる。

ビリニー氏は「『これは違う』や『貪欲と不安は不変のもの』とい った決まり文句は認識されているが、それらは結局のところ決まり文句 に過ぎない」と指摘。

今年に入って株価が9%以上上げている銘柄に言及し、「アマゾ ン・ドット・コムやグーグル、チポトレ・メキシカン・グリルの最近の 動向は、あなたの祖父の時代の市場とは違うという当社の論点を補強す るはずだ」とし、「信頼されている市場関連指標は目下、適切でない可 能性がある」と続けた。

原題:Birinyi Says You Can Toss Out the Old Tools for Calling S&P 500(抜粋)