パウエルFRB理事:9月利上げは「データ次第」-雇用に注目

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米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル 理事は利上げの「時は近づいている」と述べた一方で、9月の連邦公開 市場委員会(FOMC)での利上げを支持するかどうか決める前に、そ れまでに発表されるデータを見極めたいとの考えを示した。

パウエル理事は5日、経済専門局CNBCのインタビューで、「幸 いなことに今、答えを出す必要はない」とした上で、「今後は極めて強 くデータを意識して焦点を合わせていく」と続けた。

理事は次回FOMC会合の前には特に雇用のデータに注目すると し、経済成長を見極める上で労働市場は国内総生産(GDP)よりも良 いシグナルになっているとの見解を示した。ただそれでも、労働市場に は5.3%という失業率が示すよりも多くのスラック(たるみ)が残って いる可能性があると指摘した。

パウエル理事は「時は近づいている。6月のFOMC会合では大半 のメンバーが、年内いずれかの時点で利上げする状況になったとの認識 を持っていたと思う」と説明。「利上げする場合は、経済成長が継続す るという条件の下で、利上げのプロセスは緩やかで時間をかけたものに なる」と加えた。

原題:Fed’s Powell Says Data to Guide His View on September Rate Rise(抜粋)