資源国通貨の値下がりはまだ終わらず-原材料下落や米利上げで

4日の外国為替市場では、原油など商品相場 の反発を受け、資源国通貨の下落が一服した。しかし、これは長続きし ない見通しだと、オッペンハイマーファンズが指摘した。

カナダ・ドル、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルの 年初からの値動きは金融危機以来で最悪となっている。3カ国は供給増 大や中国の需要鈍化を背景とした原材料価格の29%下落に見舞われてお り、加ドルは今後3年間で最大14%下げる可能性がある。

3カ国が次に直面するのが米金融当局が年内に計画している利上げ だ。これは米ドルを押し上げると見込まれている。

オッペンハイマーファンズのグローバル・マルチアセット・グルー プのマネーマネジャー、アレッシオ・デロンジス氏は「米国で利上げや 政策引き締めが話題になっているのに対し、資源国通貨は全く逆方向に 向かっている」と指摘。「これらの通貨は決して割安ではない」と述べ た。

デロンジス氏は加ドルが今後1-3年間で14%下落すると予想。豪 ドルは同期間に1米ドル=0.6豪ドル、NZドルは1米ドル=0.5NZド ルまで下げると見込んでいる。

原題:The Devastation in Commodity Currencies Is Far From Over (1)(抜粋)