米フィデリティ:米国債の長短金利差縮小はさらに継続へ

期間が長めの米国債に対する需要からみて、 投資家は利回りの上乗せ分縮小を受け入れることに前向きのようだ。こ うしたトレンドがさらに続くと米資産運用会社フィデリティ・インベス トメンツは指摘する。

10年債利回りと2年債利回りの利回り格差は4日に147ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)に縮小し、3カ月ぶりの低水準を付け た。過去5年間の平均は約2ポイント。

長期債利回りがここ1カ月に低下したのは、原油価格の下落による インフレ見通しの低下が背景にある。一方、米連邦準備制度の政策金利 により敏感に反応する短期債利回りは、当局の利上げ準備を受けて上昇 している。

フィデリティは先週のリポートで「最も可能性が高いのは、短期と 中期の金利が緩やかに上昇する一方で、長期金利が比較的安定して推移 するコースだ」とし、「利回り曲線はフラット(平たん)化する可能性 がある」と指摘した。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによると、日本時間 午後1時3分現在、米10年債利回りは2bp上昇の2.24%。2年債利回 りは0.74%。JPモルガンは先週のリポートで、米当局が利上げする構 えであるため、2年債から脱出するよう投資家に進めた。

原題:Fidelity Says Squeeze in Treasury Yields Has Further to Run(抜粋)

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