驚きとショック、五輪エンブレム「キャリアの集大成」-制作者の佐野氏

2020年東京五輪・パラリンピックの大会エン ブレムがベルギーの劇場のマークと似ているとされる問題でエンブレム 制作者の佐野研二郎氏は5日、驚いたと同時にショックだったとした上 で、エンブレムは「キャリアの集大成だ」と疑惑を否定した。

五輪組織委員会の東京虎の門オフィスで会見した佐野氏は、アート ディレクター、デザイナーとしての知識と経験を生かしてエンブレムを 作ったとして「キャリアの集大成ともいえる作品だと自分は思う」と述 べた。東京五輪開催が決まりブラッシュアップを繰り返し「自信を持っ て世の中に出せるものになったと思う」とも語った。

7月24日発表された東京五輪エンブレムをめぐっては、ベルギーの リエージュの劇場のマークを制作したオリビエ・ドビ氏が自身の作品に 似ていると7月末に指摘した。これに対して佐野氏は「非常に驚いたと 同時にショック」として、ベルギーには行ったことがなく一度も見たこ ともないとした。

会見に同席した東京五輪組織委員会の槙英俊マーケティング局長 は、ベルギーから法的手続きをされた場合について、組織委のチェック ではベルギーのデザインは商標登録されていないとして「まったく想像 していない。デザインのオリジナリティを説明していく」と話した。

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