米トラベラーズ:フィッシュマンCEOが退任へ-難病が理由

米損害保険会社トラベラーズのジェイ・フィ ッシュマン最高経営責任者(CEO)が健康状態を理由に退任する。同 CEOはトラベラーズ・プロパティ・カジュアルティとセント・ポール の合併を主導。事業を拡大し、金融危機を乗り越え、トラベラーズ株の ダウ工業株30種平均採用に寄与した。

フィッシュマンCEO(62)は従業員に宛てた書簡で「私は筋萎縮 性側索硬化症(ALS)と向き合わねばならないようだ」と明らかにし た。

トラベラーズは4日、事業・国際保険販売部門を統括しているアラ ン・シュニッツァー氏(49)が12月1日に新CEOに就任すると文書で 発表した。

フィッシュマンCEOは、どの企業にも「新たなリーダーシップに 代わるべきときが来る。病状の進行で今回はそれが望んでいたよりも少 し早まった」と書簡で説明した。

シュニッツァー氏はフィッシュマン氏の右腕の一人。トラベラーズ には2007年に入社、13年のカナダの保険会社E-Lファイナンシャル の10億ドル(現在の為替レートで約1240億円)余りでの買収を通じた同 国での事業拡大に貢献した。

原題:Travelers CEO Fishman to Step Down, Says He Probably Has ALS (2)(抜粋)

--取材協力:Jing Cao、Selina Wang.