ブラジル株:ボベスパ指数、続落-不良債権増のイタウ安い

4日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が続落。時価総額で中南米最大の銀行、イタウ・ウニバンコ・ホ ールディングの不良債権拡大が嫌気された。

イタウが2.4%安。年初来の下げは7.2%に拡大した。延滞債権が11 四半期ぶりに増加し、不良債権の引き当ても増えたと発表したことが売 り材料となった。

証券会社レローザ・インベスチメントスのアナリスト、ビトール・ スザキ氏は電話取材に対し、景気悪化見通しの下、イタウの不良債権増 を受けてブラジルの銀行の利益が圧迫されるとの懸念が広がったと指摘 した。

ボベスパ指数は前日比0.2%安の50058.49と続落。2営業日の下げ は1.6%に達した。通貨レアルは約12年ぶりの安値に下落。

鉄鉱石生産のヴァーレは上昇。ブラジル最大の貿易相手国である中 国で建設が活発化するとの観測が広がった。ブラジル石油公社(ペトロ ブラス)も高い。4日のニューヨーク原油先物相場が1バレル=45.74 ドルに値を戻したことが手掛かりとなった。

原題:Soured Loans Spur Decline in Itau as Brazilian Shares Retreat(抜粋)

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