米国株:続落、決算を受けた失望売り-アップルの下げは続く

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4日の米国株は3日続落。オールステートや CVSヘルスといった企業の決算内容が嫌気されたほか、前日調整局面 に入ったアップルにさらに売りが出た。

住宅・自動車保険会社オールステートは10%安。同社四半期決算は 自動車保険の請求増で利益が落ち込んだ。CVSヘルスは2.5%安。ア ップルは3.2%下げて6カ月ぶり安値。一方、携帯電話事業者のスプリ ントは上昇。利益がアナリスト予想を上回ったことが好感された。

S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2093.32。ダウ工業株30種 平均は47.51ドル(0.3%)下げて17550.69ドル。ナスダック総合指数 は0.2%下げた。

ウォレン・ファイナンシャル・サービス・アンド・アソシエーツで 資産運用に携わるランディ・ウォレン氏は、「アップルが心配だ。すべ ての株価指数にかなりの影響を及ぼす大型株だ」と述べ、「今決算シー ズンは苦戦している企業が多い。世界的な成長懸念もある」と続けた。

利益見通し

S&P500種に採用されている企業のうち、ほぼ4分の3が四半期 決算を発表済み。このうち利益が予想を上回ったのは74%、売上高が予 想を上回ったのは約半数だった。アナリスト予想によると、第2四半期 のS&P500種企業の決算は2.8%の減益。約3週間前は6.4%減益が見 込まれていた。

6月の製造業受注は前月比で1.8%増、ブルームバーグがまとめた 市場予想と一致した。労働省が今週発表する7月の米雇用統計では22 万5000人の雇用増が見込まれている。前月は22万3000人の増加だった。

アトランタ連銀のロックハート総裁は、ウォールストリート・ジャ ーナル(WSJ)のインタビューで、連邦公開市場委員会(FOMC) は利上げの用意が整う位置に「接近」しつつあると語った。その上で、 データが「顕著に悪化」した場合は、総裁自身は利上げ開始の先延ばし に納得すると述べた。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 ( VIX)は3.5%上昇し13。

S&P500種の産業別10指数のうち、8指数が下落。特に公益事業 株やテクノロジー株が下げた。一方、素材株と選択的消費株は上昇し た。

テクノロジー株は0.7%安。アップルは5日続落。株価は前日、200 日移動平均を下回った。

公益事業株は1.6%下落。NRGエナジーは10%安。エンタジーも 下げた。

原題:U.S. Stocks Slide Amid Allstate, CVS Results; Apple Extends Fall(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.