中国自動車市場、さらに悪化も-BMWやトヨタの心配の種に

ドイツのBMWやトヨタ自動車などの自動車 メーカーにとって、中国は成長の原動力から悩みの種に変わってしまっ た。両社とも4日、世界最大の市場である中国での販売減速は恐らく年 末まで続くとの見通しを示した。

BMWは中国での販売の伸び減速で、今年の利益目標の引き下げを 強いられる可能性があると明らかにした。消費者が株安や景気減速にお じけづき、自動車の購入を控えているためという。トヨタも同様に、費 用増加と販売価格低下で競争が厳しくなっていると指摘した。

サンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、マックス・ウ ォーバートン氏は4日のリポートで、「状況が今以上に悪くなる可能性 は十分にある」と記述。「市場の悪化は続いている」と指摘した。

BMWが「正常化」と呼ぶ中国市場のこうした変調に、自動車各社 は適応しようと苦戦している。中国市場は2000年以降、8倍成長してき た。

BMWの6月の中国販売は0.1%減少。新車市場が約2年ぶりに落 ち込んだことが背景。

原題:Chinese Car Market May Worsen as BMW Sees Growth Engine Stalling(抜粋)