欧州株:6営業日ぶり下落、銀行株に売り-ギリシャは続落

4日の欧州株式相場は6営業日ぶりに下落。 鉱山株が上げたものの、銀行株が売りを浴びた。ギリシャ市場では指標 のアテネ総合指数が続落した。

フランスのクレディ・アグリコルが10%急落するなど、指標のスト ックス欧州600指数の中で銀行銘柄は最悪のパフォーマンスとなった。 同行が株主還元の資本確保につながり得る再編の承認を当局から得られ ていないことを示唆したことが売り材料。原油相場が下げ基調にあるこ とを背景に、仏トタルとイタリアのENIを中心に石油・ガス銘柄も下 げた。

一方、英豪系鉱山会社であるBHPビリトンとリオ・ティントが買 われ、資源銘柄の上昇率は業種別指数の中で最大となった。一部の金属 相場が値を戻したことが手掛かり。

ストックス600指数は前日比0.2%安の398.75で取引を終了。一時 は0.6%下げた。イタリアのFTSE・MIB指数とスペインの IBEX35指数はそれぞれ1%下げた。

ウニクレディト銀行のストラテジスト、クリスチャン・ストッカー 氏(ミュンヘン在勤)は「銀行セクターは主にクレディ・アグリコルの せいで低迷した」と発言。「過去数週間、鉱山株は極めて軟調だった。 この日は反発したが、ちょっと安堵(あんど)するだけだ」と語った。

アテネ総合指数は1.2%安と、西欧市場の主要株価指数の中で最大 の下げとなった。5週間ぶりに取引再開した前日は16%急落していた。

欧州の個別銘柄では独高級車メーカーのBMWが1.3%安。アイル ランドの製薬会社シャイアーは5.9%値下がりした。

原題:Bank Shares Lead European Stock Drop as Greece Falls for 2nd Day(抜粋)