ギリシャの銀行:再開後に預金流入、資本注入近づく-当局者

ギリシャの銀行には7月20日の営業再開と資 本規制緩和以降、預金が流入した。ギリシャ銀行(中央銀行)の当局者 が匿名を条件に述べた。銀行への資本注入に向けた準備も進められてい るという。

同当局者によると、銀行預金は7月20日以降で約10億ユーロ (約1360億円)増えた。欧州中央銀行(ECB)主導の銀行の資産の質 査定とストレステスト(健全性審査)は10月半ばまでに完了し、必要な 資本額が決まるという。

8月3日の株式市場の再開以降、ギリシャの4大銀行の株価は50% 程度下落している。6月に導入された資本規制を解除するには銀行の資 本バッファーを厚くする必要があると、当局者は説明した。

当局者によるとまた、預金者が資本増強で負担を強いられることや 預金に課税されることはない。資本増強は12月半ばまでに完了する予定 だという。銀行の既存株主が増資への参加に関心を示したと付け加えた が、詳細には触れなかった。

原題:Greek Bank Deposits Grow as Capital Raisings Near, Official Says(抜粋)

--取材協力:Paul Tugwell.