ANAHDが支援へ、債権者集会で可決-スカイマーク再生計画

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民事再生法のもとで経営再建を進めるスカイ マークを、国内航空最大手のANAホールディングスが支援することに なった。再生スポンサーの投資ファンド、インテグラルの佐山展生氏が 5日の債権者集会後に記者団に述べた。

東京地方裁判所で行われた投票で、債権者数と債権額の両方で過半 数を獲得した。スカイマークが自ら提出した再生案で、経営陣とインテ グラル、銀行が設立するファンド、支援航空会社としてANAHDと作 成した。米航空機リース会社のイントレピッド・アビエーションがまと め、支援航空会社に世界最大の米デルタ航空が入る案は否決された。

イントレピッドが7月の債権者説明会で示した資料によると、スカ イマークの議決権総額は約1520億円、議決権を持つ総数は197人。再生 計画の可決要件は、投票により議決権の行使者数の過半数の同意を得る だけでなく、同意する債権者全ての債権額の合計が、議決権総額の半分 を上回る必要がある。

債権額の内訳は、最大がイントレピッドで約38%、欧州エアバスが 約28.9%、エンジンメーカーの英ロールス・ロイス・ホールディングス が約15.7%、リース会社の米CITグループが約13.4%など。

ANAHDは電子メールを通じ、同社が支援企業となる案の「蓋然 性、迅速性」を債権者から理解してもらえたとコメント。整備支援、共 同運航による航空券の販売協力や燃料などの調達支援、運航管理での人 的支援など「スカイマークや他のスポンサーの皆さんと協力しながら、 スピード感を持って実行に移していきたい」と述べた。

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