「最も流動性高い市場」の称号、中国が失う-投資家そっぽ

世界で最も流動性が高い株式市場という称号 を中国が失った。売買停止の銘柄が続出したことに加え、当局が売りを 規制する手段を取り、投資資金の流出を招いた。

本土の証券取引所の1日当たりの売買代金は、過去30日間の平均 で2020億ドル(約25兆円)相当。7月初め時点は2880億ドルだった。中 国株の売買代金は7月8日までの約1カ月間、米株式市場を上回ってい たが、現在は米市場を720億ドル相当下回っている。

上海総合指数は今年の高値から29%下落。本土の証取は数百社の株 式の売買停止を容認した。当局が空売り規制やアルゴリズム取引の調 査、大規模な売り注文への警告と次々と措置を講じていることで取引は 今週に入って一段と減少した。

東北証券の唐亜韞アナリスト(上海在勤)は「最近の当局の措置 は、間違いなく投資家に悪い印象を残すだろう。中国市場への当局の介 入は過剰で、一部の機関投資家は長期的に参入を渋るかもしれない」と 述べた。

原題:China Dethroned as World’s Most Liquid Stock Market After Curbs(抜粋)

--取材協力:Cindy Wang.