インド中銀:政策金利を据え置き-財務省の圧力に屈せず

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インド準備銀行(中央銀行)は4日の金融政 策決定会合で、政策金利の据え置きを決めた。利下げを求める財務省の 圧力に屈しなかった。

ラジャン総裁率いる準備銀は声明で、政策金利のレポ金利を7.25% に据え置くと発表。ブルームバーグがエコノミスト42人を対象にまとめ た調査では39人が据え置きを予想、3人は7%への利下げを見込んでい た。中銀は今年に入り6月を含め3回の利下げを実施していた。

ラジャン総裁は声明で、「政策行動が6月に前倒しされたことを考 慮すると、現時点では金融政策の緩和姿勢を維持しながら政策金利を据 え置くことが賢明だ」と指摘。中銀は前回利下げの波及を待ちながら政 策緩和の余地があるか注視するとした。

ラジャン総裁は来年1月までにインフレ率6%を目指す目標が食品 価格上昇やモンスーン期の降雨不足、米国の9月利上げの可能性によっ てリスクにさらされていないか確かめたい考えだ。財務省の当局者は3 日、インフレが政策当局者の最大の懸念事項であるはずがないとの認識 を示し、中銀との緊張関係が高まっていることがあらためて示された。

オーストラリア・ニュージーランド銀行グループのシンガポール在 勤エコノミスト、デビカ・メーンディラッタ氏は、「利下げは既定路線 ではない」と指摘。追加緩和を検討するためにはインフレ率が中銀の予 想付近になる必要があると述べた。

原題:Rajan Holds India Rate, Rebuffing Pressure From Government (1)(抜粋)

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