仏クレディ・アグリコル:4-6月期は増益、資産運用が好調

フランスの銀行2位クレディ・アグリコルの 4-6月(第2四半期)決算は増益となった。資産運用部門と国際消費 者向け銀行部門が業績のけん引役となった。

4日の発表資料によると、純利益は9億2000万ユーロ(約1250億 円)と、前年同期の7700万ユーロから増加した。ブルームバーグが集計 したアナリスト5人の予想平均は9億100万ユーロだった。前年同期は ポルトガルのエスピリト・サント銀行(BES)の経営破綻に関連した 損失が業績に響いていた。

5月に就任したフィリップ・ブラサック最高経営責任者(CEO) は監督当局からの圧力や低金利に対応するとともに、顧客向けのデジタ ルサービスの拡充を図ると表明している。同行はギリシャとスペインの 資産を売却した後、フランス国内事業に重点を置いている。同行は国内 での消費者向け銀行市場で最大のシェアを持ち、資産運用や保険事業も 展開する。

ブラサックCEOは同行の2016年の財務目標を維持するとともに、 経費削減策に取り組んでいると説明した。

資産運用やプライベートバンキング(PB)、保険事業を含む貯蓄 部門の利益は前年同期比17%増の4億5700万ユーロ。資産運用部門のア ムンディはネットベースで226億ユーロの新規資金を集めた。

アムンディは年内に新規株式公開(IPO)を予定しており、別の 主要株主であるソシエテ・ジェネラルは保有する20%の株式全ての売却 を検討していることを明らかにしている。クレディ・アグリコルは筆頭 株主の地位を維持する方針を示唆している。

クレディ・アグリコルの国際リテールバンキング部門の利益は9100 万ユーロに改善。前年同期にはポルトガル部門で損失に見舞われた。イ タリアの消費者向け銀行部門の純利益は5400万ユーロで、前年同期 の4100万ユーロから増加した。

原題:Credit Agricole Second-Quarter Profit Jumps on Asset Management(抜粋)

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