インド天然ゴム輸入、過去最大の見通し-自動車販売の回復で

インドの天然ゴム輸入が過去最大となる見通 しだ。自動車販売の回復で天然ゴム需要が拡大する一方、国内生産は17 年ぶりの低水準に落ち込むと予想されている。

インド自動車タイヤ製造者協会のラジブ・ブドラジャ事務局長によ ると、同国の天然ゴム生産は2015年4月-16年3月に5-7%減少する 可能性がある。インドの自動車販売が過去10年で最大の落ち込みを示し た後、回復していることから天然ゴム輸入は増加する見込み。

国内の不足分を補うためインドによる輸入が増加すれば、弱気相場 入りに近づいている天然ゴム価格の下落が抑制される可能性がある。東 南アジア全域で04-11年に農地が拡張され、天然ゴム供給は5年連続で 過剰となっている。

インドの天然ゴム局のデータによれば、14-15年の同国の天然ゴム 生産高は64万5000トン。5%減少すれば15-16年は61万2750トン と、1998-99年以来の低水準となる。

指標となる東京商品取引所の天然ゴム価格は年間ベースで3年連続 の下落となる可能性が高まっている。昨年10月には5年ぶりの安値を付 けた。

原題:Cars Returning to India Roads Seen Driving Record Rubber Imports(抜粋)