金投機家2週連続で売り越し-ETP価値は7月に7400億円減

投機家による金の売りが続いている。

資産運用会社は金に対して2週連続で売り越しとなった。前週は米 政府がデータ集計を開始した2006年以降で初めて売り越しに転じた。ブ ルームバーグが集計したデータによれば、金連動型上場取引型金融商品 (ETP)の価値は7月に月間ベースで60億米ドル(約7400億円)減少 し、昨年9月以降で最大の落ち込みを示した。

4500万カナダドル(約43億円)を運用するスティーブンソン・アン ド・カンパニー・キャピタル・マネジメント(トロント)のジョン・ス ティーブンソン最高経営責任者(CEO) は「熱心な金投資家以外、 金に投資する市場関係者はほとんどいなくなっている」と指摘。「一般 の投資家が金に投資しなくなっており、それは少なくとも短期的には金 市場にとって打開するのが困難な問題の一つになると思う」と述べた。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、7月28日時 点の投機家による金の先物とオプションの売越残高は1万1334枚。買い ポジションの減少は5週連続となり、3月以降で最長だった。

原題:Gold Bears Entrenched as Bullion Funds Lose Another $6 Billion(抜粋)

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