ツイッター株が急落、経営陣の発言で-買収標的となる可能性も

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業績に対する経営陣の弱気発言を受けて、簡 易ブログ運営の米ツイッターが買収の標的となる可能性が出てきた。

3日の米株式市場でツイッター株の終値は前週末比5.6%安の29.27 ドルと、2013年11月の新規株式公開(IPO)以来の安値となった。こ れによりツイッターの時価総額は200億ドル(約2兆4800億円)を下回 り、グーグルのような買い手候補にとって魅力が高まったと投資家らが 指摘した。

ジャック・ドーシー暫定最高経営責任者(CEO)とアンソニー・ ノト最高財務責任者(CFO)は先週、 ユーザー数の伸び低下に歯止 めをかけるにはしばらく時間がかかると警告した。また、広告主の需要 が予想に届かなかったと指摘。ツイッターはディック・コステロ前 CEOの後任探しも行っている。

シーカ・ウェルス・マネジメントのジェフ・シーカ社長は「彼らの コメントが何らかの理由で株価を抑えている可能性がある。彼らの戦略 は買収されることだからだ」と指摘した。

ツイッターの広報担当、ジム・プロッサー氏はコメントを控えた。

ツイッターは現在の株価水準でも、それに少し上乗せした額で買収 すれば、グーグル、フェイスブックいずれにとっても恐らく最大規模の 買収となる。フェイスブックは昨年、メッセージアプリのワッツアップ を220億ドルで買収。一方、ツイッターはグーグルとの関係を拡大して おり、検索結果につぶやきを表示させることで合意したほか、グーグル 傘下のダブルクリックと提携した。

ツイッター株を保有するIPOXシャスター(シカゴ)のジョゼ フ・シャスター氏は、ツイッターが魅力的な買収対象になるにはまだ値 下がりする必要があると指摘し、同社の株価は17ドルまで下落する可能 性があると述べた。

原題:Twitter’s Drop to Lowest Since IPO May Lure Takeover Offers (1)(抜粋)

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