スイスの国境の町の「斜陽」-フラン高で住民がドイツへお買い物

スイスの湖畔の町、クロイツリンゲンはスイ ス・フラン高のおかげで「斜陽化」に見舞われている。

この町はドイツとの国境に近いため、今年これまでのフラン相場上 昇を受けて住民が国境を越えて買い物に行ってしまうのだ。この結果、 地元の商店は打撃を受け、1-6月にリセッション(景気後退)入りし たとみられるスイス経済はますます苦境に追い込まれている。

ボーデン湖に面したこの町の観光局責任者、ニコル・エスリンガー さんは「問題だ、ホテルもレストランも商店も困っている」と話す。

クロイツリンゲンばかりでなく、スイスの北側の国境に点在する町 々は、フランの上限撤廃というスイス国立銀行(中央銀行)の1月の決 定の影響を被っている。フラン高のせいでスイス経済は、ユーロ圏以上 に低迷しつつある。

原題:Swiss Border Town Hit by Franc as Shoppers Defect to Germany (3)(抜粋)

--取材協力:Jan Schwalbe、Harumi Ichikura.