アジア・太平洋株式サマリー:上海総合3週ぶり安値、インド上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

3日の中国株式市場では、上海総合指数が約3週間ぶりの安値で取 引を終えた。同国の製造業活動を測る指数が低下し、景気減速が深まり つつある兆候が新たに示された。

上海総合指数は前週末比1.1%安の3622.91と、7月8日以来の安 値。テクノロジー株が売られた。ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は4.7%下落。同指数は相場パターンに着目するアナリストが意識 する200日移動平均を一時、下回った。

財新伝媒とマークイット・エコノミクスが3日発表した7月の中国 製造業購買担当者指数(PMI)改定値は2年ぶりの低水準に落ち込ん だ。中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した7月の製造業 PMIも低下し、5カ月ぶりの低水準となった。

精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は「投資 家はこのところの経済指標を見て、特に相場が下降サイクルにある中、 企業業績やファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)が支えになるこ とはないと考えている」と指摘。「相場が下げた後でも、一部の銘柄は なお割高だ」と述べた。

本土市場でCSI300指数は前週末比0.3%上昇。香港市場ではハン セン中国企業株(H株)指数が同1.1%安、ハンセン指数が0.9%安で終 了した。

【インド株式市況】

3日のインド株式相場は上昇。指標のS&P・BSEセンセックス は1週間ぶり高値を付けた。エネルギー安に伴うインフレ鈍化で、イン ド準備銀行(中央銀行)が追加利下げを実施するとの観測が広がってい る。

インドステイト銀行が約2カ月ぶりの高値まで買い進まれたほか、 ICICI銀行は4日続伸。インド最大の乗用車メーカー、マルチ・ス ズキ・インディアは上場来高値を付けた。7月の販売台数が増えたこと が買い材料。

センセックスは前週末比0.3%高の28187.06で取引を終了。北海ブ レント原油相場が過去1年で52%下落し、石油純輸入国であるインドの 物価上昇圧力を和らげた。また、モンスーン期の降雨を手掛かりに食料 コスト上昇への懸念も後退した。インド中銀の次回政策決定会合は4日 に行われる。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比0.4%安の5679.34。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比1.1%安の2008.49。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比1.6%安の8524.41。

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