きょうの国内市況(8月3日):株式、債券、為替市場

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●日経平均反落、中国懸念と市況安で資源安い、鉄鋼も-医薬品下支え

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東京株式相場は、日経平均株価が3営業日ぶりに反落。中国景気の 先行き、海外原油市況の続落が懸念され、石油や鉱業など資源株が下げ た。四半期営業減益の日新製鋼など鉄鋼株も安い。一方、5割を超す営 業増益決算を受け、午後の取引で一段高となった塩野義製薬など医薬品 株の堅調が相場全般を下支えした。

日経平均株価の終値は前週末比37円13銭(0.2%)安の2万548円11 銭。TOPIXは0.08ポイント高の1659.60と小幅ながら4日続伸。

大和住銀投信投資顧問の門司総一郎経済調査部部長は、原油価格下 落の背景には「中国経済への懸念もあるが、米国の在庫なども増えてお り、構造的に原油価格は上がりにくい状況にある」との認識を示した。 また、きょうの日本株軟調は「先週上昇した反動、環太平洋連携協定 (TPP)の影響も少しはある」とみている。

東証1部33業種は鉄鋼、石油・石炭製品、倉庫・運輸、鉱業、電 気・ガス、不動産、保険、繊維など18業種が下落。医薬品や海運、ガラ ス・土石製品、小売、情報・通信など15業種は上昇。

売買代金上位では、ジェフリーズ証券が投資判断を下げた日東電工 が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループや富士重工業、キーエ ンス、第一生命保険、三菱地所、住友化学、川崎重工業、野村証券が投 資判断を下げた帝人も安い。

半面、4-6月期営業利益が市場予想を上回ったホンダが急伸。4 -6月期営業利益が前年同期比73%増だった村田製作所も買われ、ミネ ベアやコーセー、資生堂、塩野義薬も高い。米ヘッジファンドのサー ド・ポイントによる株式取得が判明したスズキも上げた。

東証1部の売買高は24億1234万株、売買代金は2兆7809億円。値上 がり銘柄数は915、値下がりは861。

●債券反落、10年入札控え売り優勢-0.4%近辺で需要乏しいとの見方

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債券相場は反落。前週末の米国市場の流れを引き継いで買いが先行 した後、あすに10年債入札を控えて売り優勢の展開となった。市場参加 者からは、0.40%付近では投資家需要が乏しいとの見方が出ていた。

3日の長期国債先物市場で中心限月9月物は、前週末比9銭高 の147円64銭で取引を開始。147円67銭まで上昇した後は、水準を切り下 げる展開となり、午後には一時6銭安の147円49銭を付けた。結局、1 銭安の147円54銭で取引を終えた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債利回 りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値を0.5ベー シスポイント(bp)下回る0.40%と、7月28日以来の低水準で開始し、午 後に入ると0.415%まで上昇している。

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「10年債入札 を控えた調整で上値が重い」とした一方、原油安や米債高などの外部環 境の良さもあり、調整もそれほど進んでいない状況だと説明。入札につ いては、「絶対水準の低さや339回債の需給が緩めなこと、過去の入札 と照らし合わせても、テールが拡大する可能性が高い」とみる。

●ドル124円前後、米主要指標控えて底堅い-米利上げ時期を見極めへ

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東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=124円ちょうど前後 で推移。雇用統計など米利上げ時期を探る上で注目の米経済指標の発表 を週内に控え、ドルは底堅い展開となった。

午後3時55分現在のドル・円相場は124円03銭前後で、一時は124 円12銭まで強含む場面が見られた。前週末の海外市場では米雇用コスト 指数の下振れを受け、一時123円52銭までドル売り・円買いが進んだ。

外為どっとコム総合研究所の石川久美子研究員は、市場では9月の 米利上げ期待が根強く、「それを補強するような材料を待っているとこ ろはあるが、このところ雇用関連の特にコスト面の伸びがあまりにも弱 いので不安もある」と指摘。「本当に経済データを確認していくしかな い」と語った。

ユーロ・ドル相場は前週末の海外市場で一時1ユーロ=1.1114ドル と4営業日ぶりの水準までユーロ高・ドル安に振れたが、この日の東京 市場では1.09ドル台後半でのもみ合いとなり、同時刻現在は1.0985ドル 前後。ユーロ・円相場は1ユーロ=136円台前半を中心とした小動き で、足元では136円24銭前後となっている。

米国ではこの日、7月の米供給管理協会 (ISM)製造業景況指 数や6月の個人消費支出が発表される。また、7日には注目の7月の雇 用統計の発表が予定されている

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