米BOA:CEOによる会長兼任の可否を問う株主投票実施へ

米銀2位のバンク・オブ・アメリカ (BOA)は、ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)によ る会長兼任を認めた昨年の取締役会の決定が妥当だったかどうかを問う 株主投票を実施する。

過半数の株主が決定への反対票を投じた場合、独立取締役が会長職 を務める体制に移行する手続きを「迅速に実施」するとした。7月31日 の当局への届出書で明らかにした。それによると、投票が行われる臨時 株主総会には8月10日現在の株主に参加資格がある。総会の日時は明ら かにしていない。

先週のブルース・トンプソン最高財務責任者(CFO)の退任発表 を受け、BOAの企業統治に再び注目が集まっている。突然のCFO交 代で前世代の経営陣時代に顕著だった勢力争いが再燃するとの懸念が高 まっている。

2009年の年次株主総会では、取締役会会長を独立取締役とすること を義務付けるために付属定款を修正する案が賛成多数で承認されたが、 取締役会は昨年10月、これを覆し、この要件を削除する修正を行った。

インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ (ISS)など議決権助言会社が、株主投票の決定を覆した責任を問う ためBOA取締役4人の再任に反対するよう投資家に勧告したのを受 け、同行は今年5月、会長職に関する定款修正について株主投票を実施 する方針を示し、4人は全員再任された。

取締役会は今回の届出書で、率直に意見を表明した株主には感謝し ていると述べた上で、昨年10月の定款修正を支持する票を投じるよう勧 告した。

原題:Moynihan Faces BofA Vote That May Strip Him of Chairman Role (1)(抜粋)

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