世界の産金業界:M&Aブーム続く見通し-金5年ぶり安値で

金相場が2010年以来の安値まで下げたことに より、産金業界の合併・買収(M&A)ブームは継続する見通しだ。相 場下落で資産評価が低下し、M&A総額は3年ぶりの高水準となってい る。

ブルームバーグが集計したデータによれば、オーストラリアのオシ アナゴールドなどの産金会社が買収に合意したことから、1-6月に提 案または完了したM&A総額は96億ドル(約1兆2000億円)相当と、前 半期比で7%増加した。昨年の総額は223億ドルと、11年以来の高水準 に達した。

カナコード・ジェニュイティ・グループのアナリスト、レグ・スペ ンサー氏(シドニー在勤)は「このような状況は続くと予想され、M& Aの観点から見て次の活動の波は合併かもしれない。小規模の企業は合 併して迅速に規模を拡大しなければ資産が売りに出ている際に競争で不 利になるだろう」と述べた。

データによれば、豪州の産金会社が提案または完了したM&Aの過 去1年間の総額は45億ドル相当。豪州は中国に次ぐ産金国。

原題:Gold’s M&A Wave to Roll On as Bullion Tumbles to Five-Year Low(抜粋)

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