インド株:1カ月ぶり大幅高-商品安でインフレ懸念が後退

22日のインド株式相場は3営業日ぶりに上昇 し、指数のS&P・BSEセンセックスは1カ月ぶりの大幅高となっ た。世界的な商品相場の下落やモンスーン期の降雨を手掛かりに、イン フレ懸念が後退した。

世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズの上 昇率は、指数構成銘柄の中で1位となった。時価総額でインド最大の製 薬会社サン・ファーマシューティカル・インダストリーズは反発。前日 は上場以降最大の値下がりとなっていた。国内最大のトラクターメーカ ー、マヒンドラ・アンド・マヒンドラは6カ月ぶり高値まで買い進まれ た。

センセックスは前日比1.2%高の28504.93で取引を終了した。中国 の景気減速を受けて、商品価格は過去2カ月で約9%下落。これで原油 需要の約8割を輸入に頼っているインドではインフレ見通しが改善し、 インド準備銀行(中央銀行)が来月に利下げする可能性も高まった。

海外勢による今月これまでのインド株売買動向は11億ドルの買い越 し。ブルームバーグが集計するアジア8カ国の中で、最大規模となって いる。

原題:Reliance Leads Sensex Gain as Commodity Rout Lifts Rate-Cut Odds(抜粋)