中国では持ち家を担保に入れて、相場変動の 激しい株式市場に投資することができるようになった。

中国証券監督管理委員会(証監会)が1日発表した新たな規定によ れば、不動産が信用取引の担保として認められた。株価が大きく下げた 場合、持ち家を担保に差し出した個人投資家は証券会社により自宅を差 し押さえられる可能性もある。

上海総合指数はこの3週間足らずで24%下落。規定変更は中国株式 市場への信頼回復を意図したものだが、証券会社は実施に消極的だろう と市場関係者はみている。不動産を担保として受け入れれば、証券会社 は不動産という中国経済における別の問題分野に縛られ、リスク管理の 難しさが増すことになる。

サンフォード・C・バーンスティーンの侯煒アナリスト(香港在 勤)は「やや捨て鉢との印象を与える」と指摘。「世界的に不動産のよ うな非流動資産は、流動化が非常に困難なため担保として受け入れられ ていない」と述べた。

証監会の新規定ではこのほか、非上場株や「その他の資産」も信用 取引の担保とすることを認めた。規定変更に関する質問を証監会にファ クスで送ったが、返答はない。中国最大の証券会社である中信証券 (CITIC証券)はコメントを控えている。

原題:China to Individual Investors: Go Ahead, Bet the House on Stocks(抜粋)

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