ブラジル株:ボベスパ上昇-鉄鉱石60ドル割れでヴァーレ安い

6月30日のブラジル株式市場では、指標のボ ベスパ指数が上昇。だが、世界的に鉄鉱石が供給過多になっているとの 懸念から、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレが約2カ月ぶりの安値に 下落し、指数の上値は抑えられた。

ヴァーレの年初来の下げは19%に達した。オーストラリア政府は鉄 鉱石価格見通しを下方修正。鉄鉱石価格は1トン=60ドルを割り込み、 4-6月(第2四半期)の上げは16%に縮小した。

ボベスパ指数は前日比0.1%高の53080.88で引けた。年初来の上昇 率は6.2%。1-6月(上期)としては2009年以来の大幅な上げとなっ た。

証券会社TOVコレトラのチーフエコノミスト、ペドロ・パウロ・ シルベイラ氏は電話取材に対し、「現時点で鉄鉱石価格がどこに向かい つつあるのかを予測するのは難しい」と指摘。「鉄鉱石の見通しが影響 し、ヴァーレ株は大きく下げている」と述べた。

原題:Vale Tumbles With Iron Ore Below $60 as Brazilian Stocks Advance(抜粋)

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