アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反発、印株も上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

30日の中国株式相場は上昇。上海総合指数の日中変動幅は1992年以 来で最大となった。当局が弱気相場入り後の株価下落拡大を阻止する措 置を講じるとの観測が広がった。

上海総合指数は4営業日ぶりに反発し、前日比5.5%高の4277.22 と、2009年3月以来の大幅な上げで終了。取引時間中の高値から安値ま での変動幅は432ポイントとなり、ボラティリティ(変動性)の指標は 7年ぶり高水準に達した。週末の中国人民銀行(中央銀行)による利下 げでも株価下落に歯止めがかからず、証券会社を代表する業界団体は投 資家やファンドマネジャーに対し、相場を安定化する責任を負うよう呼 びかけた。

東北証券のアナリスト、シェン・チョンヤン氏(上海在勤)は「最 近の相場調整後、投資家は株式が売られ過ぎと考え、当局が追加相場支 援策を導入することを期待しているのではないか」と指摘。「ファンド 業界団体の株式をめぐる発言も投資家の信頼感を高めたかもしれない」 と述べた。

CSI300指数は6.7%高。香港市場ではハンセン指数が1.1%上 げ、ハンセン中国企業株(H株)指数は2.3%高。

CSI300指数を構成する全10業種が上昇し、テクノロジー株の指 数は8.3%高。インターネット動画提供で本土最大の上場企業、楽視網 信息技術(北京、300104 CH)と深圳欧菲光科技(002456 CH)は10% 高。保利房地産集団(600048 CH)と金地(集団、600383 CH)が大きく 上げるなど、上海市場で不動産株が上昇した。

【インド株式市況】

30日のインド株式相場は上昇。世界最大の石炭会社コール・インデ ィアが上場来高値を付けたほか、消費関連銘柄と製薬株が買われた。指 標のS&P・BSEセンセックスは四半期ベースでは約2年ぶりの大幅 安となった。

インド最大のたばこ会社ITCは4週間ぶり高値、日用品でインド 最大手のヒンドゥスタン・ユニリーバは2カ月ぶり高値にそれぞれ達し た。ルピンが2.9%上げるなど、製薬株も総じて高い。

センセックスは前日比0.5%高の27780.83で終了。4-6月期の下 げ幅は0.6%に縮まった。この日は方向感のない展開だったものの、取 引終了間際の90分間で買いが優勢となった。ギリシャ政府は29日夜に欧 州委員会のユンケル委員長が行った提案について考え直していると、E カティメリニがツイッターで報じたことが背景にある。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.7%高の5459.01。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.7%高の2074.20。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.9%高の9323.02。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE