ギリシャのチプラス首相が29日に欧州連合 (EU)欧州委員会のユンケル委員長に連絡し、同委員長はそれからで も救済合意にぎりぎり達する方法の詳細を説明したと、EUの当局者が 匿名を条件に明らかにした。

当局者によると、合意するためにはチプラス首相が27日の債権者機 関の提案を受け入れることをユンケル委員長とユーロ圏財務相会合(ユ ーログループ)のデイセルブルム議長、ドイツのメルケル首相、フラン スのオランド大統領に書簡で伝えることが必要。同提案は国際通貨基金 (IMF)と欧州中央銀行(ECB)、欧州連合(EU)が同意したも の。

欧州委のシナス報道官は30日ブリュッセルで記者団に「ギリシャは 欧州という家族の一員であり、われわれは家族の結束を望んでいる」と 述べた。

当局者によると、チプラス首相はさらに、7月5日実施の国民投票 で提案受け入れに票を投じるよう国民に働き掛けることを約束しなけれ ばならない。これらが満たされれば、ユーロ圏財務相会合が開かれ措置 の承認が可能になると当局者は説明した。

オーストリアのシェリング財務相は30日ウィーンでの政府会合前 に、「まだ交渉する用意がある。ギリシャを交渉の場に呼び戻す努力は 今も続いている」と述べた。

(更新前の記事は第1段落を訂正済みです)

原題:EU’s Juncker Said to Be in Touch With Tsipras on Greece Deal (1)(抜粋)

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