金融保証会社の株急落、保証料率は急上昇-プエルトリコ懸念

29日の米株式市場で金融保証大手2社の株価 が急落した。米自治領プエルトリコの知事が720億ドル(約8兆8300億 円)の債務について返済不能だと発言したことが響いた。

アシュアド・ギャランティの株価は13.4%安の23.76ドルで終了。 MBIAは23.4%安の6.37ドルで引けた。クレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では両社の債務不履行リスクに備えるコストが急 上昇した。両社合わせて94億ドル相当のプエルトリコ債を保証してい る。

ガルシア知事は28日掲載の米紙ニューヨーク・タイムズとのインタ ビューで、「債務を支払うことは不可能だ」と発言。「他に選択肢はな い」と述べ、投資家は犠牲に備えるべきだと語った。同知事は以前、デ フォルト(債務不履行)回避のため必要なことは何でもすると述べてい た。

BTIGのアナリスト、マーク・パーマー氏は電話インタビュー で、「昨夜伝えられた知事の発言は1カ月前からの180度転換だ」と指 摘した。

CMAによると、アシュアド・ギャランティのアシュアド・ギャラ ンティ・ミュニシパル部門のCDSの保証料率は65ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇の436bpと、2014年6月以来の高水 準。MBIAは93bp上げて724bpと、1年ぶりの大幅上昇。

原題:Bond Insurers Drop, Credit Risk Jumps on Puerto Rico Concern (2)(抜粋)

--取材協力:Laura J. Keller.

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