ブラジル株:ボベスパ、反落-ギリシャ懸念でETFも安い

29日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が反落。ブラジル最大の上場投資信託(ETF)は約4週間ぶり の安値を付けた。ギリシャのユーロ圏離脱の可能性で今年に入り主要新 興市場で最大に達している資金流出が深刻化するとの懸念が広がった。

ブルームバーグの集計データによれば、「iシェアーズMSCIブ ラジル・キャップトETF」は2015年上期(1-6月)に約8億ドル (約980億円)が流出した。同ETFの年初来の下げは11%。

鉄鉱石生産世界最大手のヴァーレは約2カ月ぶりの安値に下落。ブ ラジル石油公社(ペトロブラス)も原油安を受けて下げ、ボベスパ指数 の下落寄与が最も大きくなった。

ボベスパ指数は前週末比1.9%安の53014.21で引けた。これは1カ 月ぶりの大幅下落。

証券会社グラジュアルのチーフアナリスト、ダニエル・マルケス氏 は電話取材に対し、「ギリシャがユーロ圏を離脱すれば、世界の市場に とって大きな阻害要因になる」と指摘。「これはブラジルの景気減速懸 念に拍車を掛けることになる。このような時には皆が守りに入る」とコ メントした。

原題:Brazil ETF Leads Emerging-Market Outflows as Greece Adds to Woes(抜粋)

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