ギリシャ株ETF急落-アテネ証取休場で投資家は当て推量に

アテネ証券取引所の休場措置を受け、ギリシ ャ株の指数に連動する上場投資信託(ETF)が純粋な投機手段と化し ている。米国では2011年以降で最大の下げを記録。ドイツとフランスで は売買が停止された。

「グローバルX・FTSEギリシャ20ETF」はニューヨーク時間 午後4時(日本時間30日午前5時)現在、20%安の9.42ドル。ギリシャ の資本規制と銀行休業を受け、アテネ証取の取引再開時に株価が急落す るとの観測を反映した動きとなった。欧州では「リクソーETF・ FTSE・ATHEX20」がドイツで15%強下落した後、売買停止とな った。フランスとイタリアでも同様の措置が講じられた。

レコン・キャピタル・パートナーズの最高投資責任者(CIO)、 ケビン・ケリー氏はトレーダーがETFの値段を付けるのは「目の前の 情報に基づいており、その情報は限られている」と指摘。「投資家やア ドバイザーはこれが実際にポートフォリオにどう影響するのか備える必 要がある」と述べた。

ETFは通常なら上場企業の株価を反映した指数に連動して動き、 その水準から数%以上外れることはめったにない。カントリーETFの 保有者は休日に海外市場動向を推測する必要があるものの、ギリシャ株 ファンドを売買する投資家はアテネ証取の休場措置で少なくとも1週間 は当て推量での取引となる。

原題:Greek ETFs Plunge as Investors Fly Blind in New York, Frankfurt(抜粋)

--取材協力:Cecile Vannucci、Sofia Horta e Costa.

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