欧州からギリシャへ-国民投票はユーロ離脱の是非問う選択

欧州のリーダーらは29日、ギリシャの国民投 票について、ユーロ圏さらには欧州連合(EU)離脱の是非を問うも同 様のものだと説いた。

EU欧州委員会のユンケル委員長は、ギリシャ政府がこの投票の真 の意味について国民を欺いていると非難。緊縮に対する「ノー」を選べ ば全世界が、ギリシャが欧州に背を向けたと理解するだろうと述べた。

ユンケル委員長はブリュッセルで記者団に、拒否は「ギリシャがユ ーロ圏および欧州から距離を置きたがっていることを示す」と語った。 フランスのオランド大統領も、国民投票で「問われているものは重大 だ。ギリシャ国民がユーロ圏にとどまることを望んでいるかどうかを知 るための投票だからだ」と論じた。

これに対し、ドイツのメルケル首相はギリシャの有権者の選択にド イツが影響を及ぼそうとしているとの印象を避けるため、両にらみのメ ッセージを送った。国内の政治指導者らとギリシャについて会合した後 にベルリンで記者団に、国民投票の結果は「ユーロ圏への残留と関連し ている」が、選択に影響を与えたくはないので「われわれはギリシャへ 送るメッセージに注意しなければならない」と述べた。

一方、ガブリエル副首相は遠慮せず、「何についての決定なのかを 明白にする必要がある。ユーロ圏にとどまることに対する『イエス』か 『ノー』だ」と明言した。

原題:Europe to Greece: Vote Is About Keeping or Quitting Euro (抜粋)

--取材協力:Mark Deen、Rebecca Christie、Ian Wishart.

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