アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が下落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

29日の中国株式相場は下落。上海総合指数は弱気相場入りした。利 下げにより信頼感回復を目指す中国人民銀行(中央銀行)の取り組みに もかかわらず、レバレッジ投資家が撤退する兆候が広がった。

上海総合指数は前週末比3.3%安の4053.03で終了。6月12日の高値 から20%余り下落し、中国で過去最長の強気相場が終わった。指数 は7.6%安から2.5%高まで振れ、ポイントの動きは1992年以来の大きさ となった。テクノロジー株の指数は7.3%安と、業種別で最大の下げ。 CSI300指数は前週末比3.3%安。

IGアジアのストラテジスト、バーナード・オー氏(シンガポール 在勤)は「利下げがここ8カ月で4回目であることを念頭に置く必要が ある。株式相場への目に見える利下げの効果というものは薄れてきたよ うだ」と指摘。「市場は人民銀が利下げで達成しようと期待しているこ とについて、まちまちのシグナルを受け取っているかもしれない」と述 べた。

恒生電子(600570 CH)と深圳欧菲光科技(002456 CH)は値幅制限 いっぱいの10%安。中国北車と中国南車の合併で誕生した鉄道車両メー カー、中国中車(601766 CH)が8.6%下げるなど、工業株も下落した。 証券株を中心に金融株も売られ、中信証券(600030 CH)と海通証券 (600837 CH)は5%超の値下がりとなった。

香港市場では、ハンセン指数が前週末比2.6%安の25966.98と、昨 年2月以来の大幅な下げ。ハンセン中国企業株(H株)指数は3%安。

【インド株式市況】

29日のインド株式相場は下落し、指標のS&P・BSEセンセック スは2週間ぶりの大幅安となった。ギリシャ債務協議決裂を受け、世界 株安の様相となっている。

ソフトウエア輸出でインド2位のインフォシスの下げが目立った。 アルミメーカーのヒンダルコ・インダストリーズは4カ月ぶり安値。英 高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モータ ーズも売られた。

センセックスは前週末比0.6%安の27645.15で終了。日中には2.2% 安となる場面もあった。ギリシャは29日未明に資本規制を導入し、同国 の銀行を7月6日まで休業させる措置を打ち出した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比2.2%安の5422.49。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比1.4%安の2060.49。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比2.4%安の9236.10。

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