寝耳に水だった国民投票-ツイッターで知り交渉の雰囲気が一変

ギリシャのチプラス首相は支援の条件である 緊縮策受け入れをめぐり国民投票実施を発表したが、「寝耳に水」だっ たのは、他でもないブリュッセルにいた同国の交渉チームのメンバーた ちだ。

ブリュッセルのシャルルマーニュにある欧州連合(EU)本部に集 まったギリシャ政府と欧州委員会、国際通貨基金(IMF)の代表は、 努力が無駄に終わったことを26日深夜にツイッターで知った。EU当局 者の1人が明らかにした。

ギリシャの国民投票について知らされるのはそれが初めてだった。 妥協点を見いだすための徹底的な議論が水の泡となり、彼らは部屋を後 にした。

EU当局者によれば、欧州委の交渉担当者がユンケル委員長に電話 で確認したところ、委員長も承知していなかった。ギリシャ政府の報道 官からはこれまでのところコメントが得られていない。

当局者によると、双方のムードはそれまでかなり前向きで、27日午 前に予定されていたユーロ圏財務相会合に提出する共同提案について合 意に達しつつある状況だった。ホテルの付加価値税(VAT)引き上げ 要求を撤回する債権者の譲歩も妥協案の文書に盛り込まれていた。ギリ シャのバルファキス財務相もアテネ時間午後8時半ごろの地元テレビと のインタビューで、合意について楽観的な様子を示していた。

原題:Greeks Working on Deal Blindsided by Twitter Post on Referendum(抜粋)

--取材協力:Eleni Chrepa.

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