EU、ギリシャ国民に10項目の改革案提示-26日時点の救済案

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欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州 委員会は28日、ギリシャの有権者に対し救済条件として10項目のプラン を提示し、同国にユーロ圏にとどまるよう求めた。

10項目のリストは6月26日午後8時(日本時間27日午前3時)時点 の状態のままで、ギリシャのチプラス首相が26日に国民投票の実施を表 明して債権者との協議が決裂したため最終的にまとめられたものではな い。ユンケル欧州委員長は28日に同案を公表したことについて、「透明 性という利益のためであり、ギリシャ国民への情報提供だ」とツイッタ ーで説明した。

欧州委によると、ユンケル委員長はブリュッセル時間29日午後0 時45分(日本時間同7時45分)に記者会見を行う。

英語で公表された改革案はギリシャ語に翻訳作業中で、欧州中央銀 行(ECB)と国際通貨基金(IMF)も承認済みという。同案は6月 8日と14日、22日、25日のギリシャの提案とそれに続く政治・実務協議 を考慮した内容。

ギリシャ政府は6月25日以降、債権者側の提案について変更があっ たとしても通知を受けていないと、政府当局者は電子メールで配布した 発表文で明らかにした。IMFのラガルド専務理事はIMF理事会に現 段階の状況について説明したと表明した。

債権者側の案には付加価値税(VAT)や年金、労働市場の改革な どの措置が含まれており、ギリシャ当局に対し「年金制度が維持不可能 であり抜本的改革が必要であることを認めるよう」促している。同案に は公務員賃金や徴税、法人税の改革も盛り込まれ、これらの措置はギリ シャ救済プログラムの継続と追加支援の支払いのために同国が約束する 必要のある「事前の行動」リストとして公表された。

原題:EU Offers Greek Voters 10-Point Plan on June 26 Bailout Offer(抜粋)

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