ヘッジファンドの原油買い越し、10週間ぶり低水準

ヘッジファンドによる原油の買い越しは10週 間ぶりの低水準に落ち込んだ。イランの核開発をめぐる協議が再開し、 対イラン制裁が解除されれば供給が増加する可能性がある。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会 社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の 買越残高は23日終了週に1.3%減少。売りポジションは8.9%、買いポジ ションは0.7%それぞれ増加した。

ケリー米国務長官とイランのザリフ外相は27日、ウィーンで会談し た。イランは、制裁が解除されれば同国の原油輸出が日量100万バレル から半年以内に倍増する可能性があるとの見方を示している。石油輸出 国機構(OPEC)の産油量はほぼ3年ぶりの高水準に達し、米国の生 産量も過去最高水準に近づいている。

エネルギーコンサルティング会社リポウ・オイル・アソシエーツ (ヒューストン)のアンディ・リポウ社長は26日の電話インタビューで 「いかなる合意でも制裁は幾分緩和され、既に供給過剰になっている市 場にすぐに原油が供給されるだろう」と指摘。「合意について国民を納 得させるために」イランは輸出を増やす必要があるとの見方を示した。

原題:Oil Speculators Least Bullish in 10 Weeks as Iran Talks Resume(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Jonathan Tirone、Henry Meyer.

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