ギリシャ首相:国民投票で支援条件受け入れの是非問うと表明

ギリシャのチプラス首相は27日、来月5日に 国民投票を行い、債権者側が提示した最新の支援条件を受け入れるべき かどうかの是非を問うと表明した。5年前に始まった債務危機の中で最 も劇的な動きとなる。

国防相を含めた閣僚らは約1100万人のギリシャ国民に反対の意思を 示すよう呼び掛けた。

チプラス首相は27日未明のテレビ演説で、国民投票の実施を発表す るとともに、債権者側の提案は交渉の余地がなく、欧州連合(EU)の ルールと「一般的な礼儀」に反すると批判した。ツァカロトス外務副大 臣はギリシャ政府が資本規制を導入する計画はなく、銀行は週明けの29 日も営業するだろうと述べた。

チプラス首相は、「5カ月に及ぶ厳しい交渉を経て、われわれのパ ートナーは残念ながらギリシャ国民への最後通告に訴えてきた」とした 上で、「際限も展望もなく、厳格かつ屈辱的な緊縮策の受け入れを迫る 脅迫的な最後通告に対して判断を下すようギリシャ国民に求める」と表 明した。

ギリシャで国民投票が行われるのはまれだ。軍事政権からの移行期 にあった1974年に国民投票が実施され、ギリシャ国民は君主制に反対 し、共和国となった。

原題:Greece’s Tsipras Calls July 5 Referendum on Bailout Demands (1)(抜粋)

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