ギリシャ交渉、週末にずれ込み-ウォール街は超過勤務で対応

欧州ではギリシャ支援策の合意を目指して、 政策担当者が週末も働く。こうした状況に人質に取られたような状態に なっているのがウォール街だ。

ギリシャの債務問題をめぐる交渉の行き詰まりで27日もまたユーロ 圏財務相会合が開かれる予定だが、トレーダーやストラテジストは期限 ぎりぎりの交渉で事態が打開できず、ギリシャのデフォルト(債務不履 行)やユーロ離脱の可能性が強まることに強く警戒している。

シティグループのG10外国為替ストラテジー世界責任者のスティー ブ ン・イングランダー氏は電話インタビューで、「ほとんどの週末働 いている。この週末は恐らくもっと働くことになるだろう」と述べた。

ノルデア・マーケッツ(コペンハーゲン)の外為シニアストラテジ スト、アウレリヤ・アウグリト氏は26日の電話取材に対し、夏の休暇に 入る従業員もいて多くの銀行や投資会社はすでに人手不足になっている と説明した。そのため取引量が減り市場の不安定さを高めているとし、 これはギリシャで大きな展開があれば相場変動が極端になる可能性があ ることを意味すると指摘。「皆が最善を望んでいるが、最悪にも備えて いる。必要なら状況に対応するため、休暇から戻る用意を誰もがしてい る」と語った。

原題:Greece Aid Talk Fatigue Drags Into Weekend for Wall Streeters(抜粋)

--取材協力:Andrea Wong、Anchalee Worrachate.

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