中国で摘発された冷凍肉の謎、製造年月日は40年前-四方山話

欧州の人々はラザニアに入っていた馬肉につ いて腐っていると思っただろうか。数年前、欧州を苦しめた冷凍食品へ の馬肉混入事件のケースでは、処理された馬は少なくとも21世紀に生き て歩き回っていた。

中国に密輸された大量の冷凍肉が発見され、同国の食品の安全性が 再び問題になっている。一部は40年前のものだった。間違いではない。 そう、40年前だ。

食肉をそれほど長く保管できるということ自体、ニュースだった。 通常、冷凍庫に入っている肉は、保存温度に応じて異なるが賞味期限は 数カ月以内となっている。今回の肉はどこから来たのだろうか。南極の 氷棚だろうか。どういう経緯で売れ残っていたのだろうか。

答えは肉の状況を考えると分かるだろう。香港英字紙サウスチャイ ナ・モーニング・ポスト(SCMP)によれば、業務を担当した税関当 局者は「とても臭かった。ドアを開けたとき、吐きそうだった」と語っ たという。

新華社通信によると、密輸された冷凍の鶏肉や牛肉、豚肉は今月初 めに湖南省長沙で見つかった。SCMP紙によれば、パック詰めされる 前にコンテナで香港に運ばれ、その後、ベトナムに送られた。小分けさ れて業者の手に渡り、レストランとスーパーマーケットに販売するため 中国に密輸されるかオンラインで販売されたという。

まだ謎は多い。肉の産地は公表されていない。誰が肉を40年も冷凍 するだろうか。電気代は相当な額に膨らむだろう。そして、なぜ誰も肉 がそれほど古いと気付かなかったのだろうか。

SCMP紙によれば、冷凍肉の一部には1970年代の製造年月日のス タンプが押されていたという。香港の食品安全センターは輸出食品の検 査を実施しないのか、ラベルさえも見ないのだろうか。

今回はこの委託業者が摘発されたが、他の業者はどうなのだろうと 思うと不安になるが、それは考えないことにしよう。

原題:Mao-Era Meat Maintained on Moldering Munchies Menu: Opening Line(抜粋)

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