米国株:ナスダック下落、半導体に売り-マイクロン安い

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26日の米国株はナスダック総合指数が下落。 週間ベースでは約2カ月ぶりの大幅安となった。マイクロン・テクノロ ジーの示した業績予想が投資家の失望を誘い、半導体株が売りを浴び た。この日もギリシャ債務協議に引き続き注目が集まった。

S&P500種株価指数のうち半導体株はここ3カ月での最大の下げ を演じた。マイクロンは18%急落した。同社の売上高予想はアナリスト 予想を下回った。インテルやサンディスクも安い。一方、ナイキ は4.3%上昇。四半期業績が予想を上回った。病院経営のテネット・ヘ ルスケアも高い。

ナスダック総合指数は31.69ポイント(0.6%)下げて5080.50。 S&P500種は0.1%未満下げて2101.49。ダウ工業株30種平均は56.32ド ル高の17946.68ドル。

ソラリス・アセット・マネジメントのティム・グリスキー最高投資 責任者(CIO)は「テクノロジー株を中心に売られているようだ。そ れが相場全体を圧迫している可能性がある」と述べた。「週末のほか、 四半期末や決算シーズンを控えているだけでなく、来週が祝日のため営 業日が少ないことから、投資資金が引き揚げられている」と続けた。

四半期ベースのS&P

S&P500種は今週一時、最高値に0.3%以内に迫った。四半期ベー スでは10四半期連続の上げとなる見通しだ。今週のS&P500種は0.4% 安。

朝方発表された6月の米消費者マインド指数は前月から上昇し、5 カ月ぶりの高水準となった。雇用市場の改善で景気への信頼感が高まっ た。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は0.1%未満上げて14.02。年初からは27%低下している。 S& P500種産業別10指数は7指数が上昇した。この日はナイキが必需 品株の上げをけん引した。

S&P500種の半導体株は3.2%安と、3月以来の大幅安だった。マ イクロンの6-8月(第4四半期)売上高見通しはアナリスト予想を下 回った。パソコン(PC)部品の需要低迷が響いている。

ヒューレット・パッカード(HP)は2.2%下げて、約3カ月ぶり の安値に下げた。

素材株は4日続落。ドル上昇が相場を圧迫した。鉄鋼メーカーのニ ューコアは1.4%安。種子開発最大手のモンサントは2%下げて、約17 カ月ぶりの安値に沈んだ。

ケーブルビジョン・システムズは4%高。ベッド・バス・アンド・ ビヨンドは2.7%高だった。

原題:Nasdaq Composite Drops as Chipmakers Slump on Micron; Nike Gains(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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