スズキ:VW係争で仲裁裁判の諸手続きは全て完了-結論待ち

保有株処分をめぐるスズキと独フォルクスワ ーゲン(VW)の係争は、国際仲裁裁判所での諸手続きが全て完了し、 結論待ちの状態になっている。

スズキの鈴木修会長兼社長は26日に静岡県浜松市内で開催した株主 総会で、「諸手続きは全て完了している」と述べ、判断に長い時間を要 していることに困惑しているが、「結論が出次第、開示させていただ く」と話した。

スズキは2011年11月、VWとの業務提携・資本関係の包括契約の解 除を決め、VWが保有するスズキ株19.9%の処分を求めて、国際仲裁裁 判所の仲裁手続きを開始していた。スズキ側は損害賠償も求めたのに対 し、VW側は訴えに根拠がないと反訴していた。VWは今年3月に開示 した年次報告書で、仲裁決定が今年前半に出る見通しを示していた。

スズキ側の主張では、VWと独立した対等の関係で包括契約に調印 し、その際にVWの技術へのアクセスを進めることで合意していたが、 コア技術へのアクセスなど契約内容が実現できず、「独立」の考え方も 大きな開きがあり、相互信頼関係の構築ができなくなったとしていた。

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